芝浦工業大学

特徴

実学を通じて真理を探究できる技術者、高い倫理観と豊かな見識を持った技術者、自主・独立の精神を持って精微を極めることのできる技術者の育成を教育の中心に置き、自ら未来を切り拓ける人間力を持った人材を養成します。
芝浦工業大学は「実学を通じて真理を探究できる技術者、高い倫理観と豊かな見識を持った技術者、自主・独立の精神を持って精微を極めることのできる技術者の育成」を掲げて多くの卒業生を輩出し、社会の発展に貢献してきました。
そして現在、本学は工学分野だけでなく理学やデザインの分野にも教育・研究のフィールドを広げ、複雑化・高度化した社会の要請に応える人材を育成しています。今後も実学重視という建学の理念に立ち、教育と研究そしてイノベーション(社会経済的価値の創造)を一体的に推進し社会の期待に応えるべく改革を進めていきます。
2014には文部科学省の平成26年度国際化拠点整備事業費補助金『スーパーグローバル大学等事業 スーパーグローバル大学創成支援」に私立理工系大学で唯一採択され、10年間にわたる支援を受けることが決定しました。独自の教育プログラムや国内・国外の大学や企業とのコンソーシアムでの活動を通して「世界で活躍する理工系人材育成」のためのモデルを構築し、そしてこれを『SHIBAURAモデル』として、理工系を中心とした国内、海外の大学と共有していくことにより、世界をリードする理工系大学をめざしていきます。

募集学部学科

工学部

機械工学科

工学の基幹ともいえる総合分野です。
自動車、ロボット、エネルギー機器、航空宇宙機器、医療福祉機器などあらゆる「ものづくり」が研究対象。基礎科学を重視しながら周辺工学との融合を図り、人や社会との調和をめざします。

機械機能工学科

機械工学をベースとして、人間や環境と調和した新しい「機能」を発想し、実現するための教育と研究をめざしています。
さまざまな工学・科学・医学分野を取り込んだ分野、エネルギー・環境、マテリアル科学、機械機能制御、生産・加工プロセス、ナノ・マイクロ応技術の5分野にまたがる研究に取り組んでいます。

 材料工学科

材料工学の分野を網羅し、オリジナリティある研究を展開
金属、セラミックス、有機材料、複合材料などあらゆる材料を扱い、高機能材料、宇宙環境利用、ナノマテリアル物性物理、物質創製科学などをキーワードに、オリジナリティあふれる研究を展開していきます。

応用科学科

有機・無機化学の研究に加え、脳やDNAなど生命の謎も究明
電子機器の素材や医薬、食品、農業、環境衛生、資源の有効利用などさまざまな産業分野で求められている応用化学。無機化学、有機化学、物理化学、化学工学、分析化学、生物化学など、広範囲な領域を講義と実験を繰り返して学びます。

電気工学科

高度ハイテク化する産業界の構造変化に幅広く対応
「エネルギー&コントロール」を柱に、電気技術に関する幅広い領域を学習。電力・エネルギー系、システム制御・ロボット系、電気材料・デバイス系にわかれる研究分野で、高度化・ハイテク化に向かう産業界に広く対応します。

電子工学科

新しい技術に対応する基礎学力と創造力を身につける
電子工学は、現代社会の基盤として広く使われています。電子工学科では、産業や社会が変化するなかで進歩し続けるエレクトロニクスに対応できる力をつけるため、日本技術者教育認定機構(JABEE)の教育プログラムに準拠して、物性デバイス分野と知能情報回路分野の2つの専門分野が学べます。

情報通信工学科

IoTなど高度な情報社会を支える最先端情報通信技術を重点的に研究
情報ネットワーク技術、電子技術(エレクトロニクス)、モバイル・ワイヤレス通信技術、光技術(フォトニクス)、情報処理技術(コンピュータ関連技術)、マルチメディア技術、生体通信技術を活用して情報を伝達するさまざまな方法について、ハードウェアとソフトウェアそれぞれバランスよく学習します。

情報工学科

コンピューターを利用した最先端の技術を研究し人と社会を豊かにする
ソフトウェア技術、ハードウェア技術、データベース・ネットワーク技術、ヒューマン・コミュニケーション技術の各分野の基礎と応用を体系的に学び、技術の根底にある「原理」を理解し、それらの応用力、発展力、そして創造力を養います。

土木工学科

都市の防災と再生をテーマに、都市づくりに貢献する
道路、鉄道、コンクリート橋、鋼橋、上下水道、河川堤防、港湾などの構造物の建設と維持管理、さらに耐震性・耐用性を高度化させて、都市の防災と再生をめざす人材を育成するため、力学、防災、情報、環境、計画の5つの系を総合的に学びます。

システム理工学部

電子情報システム学科

AI・IoT時代の的確なシステムを構築できる価値創造型ディジタル人材の育成
グローバルな高度情報化社会をつくるため必要なシステムとイノベーションを発想できる21世紀型の技術者をめざして、ソフトウェア、メディア・ネットワーク、ハードウェアなどの幅広い分野について専門知識を学び、実験や実習を通じてシステムアプローチと感性を実践的に身につけます。

機械制御システム学科

自動運転車などシステムを構成する技術、機械工学を学ぶ
現代社会を支える高機能ロボット、次世代自動車、クリーンエネルギー・パワーソースなど、これからの国づくりに欠かすことのできない機械制御システムの解析、開発、設計、製作を行う基礎を、人-環境-社会を含む広範な視点から全体を最適化する原理や思考(システム工学)とともに学習します。

環境システム学科

地域課題や国際社会の課題を解決する知識・方法・技術を学ぶ
身のまわりの施設や住宅、まち、地域、さらに国土や地球規模の「環境」を対象に、建築や都市といった人間の活動をシステムとして総合的に捉え、問題点と解決策を考えることが目標。専門知識と実践的な能力を身につけます。

生命科学科 生命科学コース

老化現象に焦点を当て、そこにある謎を科学的に解明
生命科学コースは老化や環境汚染など近未来に立ちはだかる生命科学諸問題を理解するため、基盤となる専門知識を身につけ、これを解決する方法を導きだします。誰もが充実した生活江を送れるように、たとえば認知症の原因追及と予防法の開発、環境汚染物質の微生物による分解法の開発など現代社会のニーズに合った研究に取り組みます。

生命科学科 生命医工学コース

工学的手法で生命現象の解明と医療技術への応用をめざす
生命医工学コースは、機械工学や電気・電子工学を融合したメカトロニクスを基礎に、福祉・医療支援ロボット、リハビリテーション機器、人工臓器など、人の生命や機能回復、あるいは年をとっても健康に過ごすためのさまざまな装置や支援システムの開発に取り組み、ものづくりの手法を学びます。

数理科学科

数理科学的手法で実社会に貢献する独自の「数理エンジニア」教育
複雑化する実社会の問題を解きほぐすには数理科学的手法が有効です。そこで、数学の基礎をしっかり学んだ上で、具体的な問題も見据えてシミュレーション技術などの応用力を身につけ、科学・工学の幅広い分野で活躍できる人材を育成します。

デザイン工学部

デザイン工学科 生産・プロダクトデザイン系

プロダクトデザインの手法やプロセス、最新の生産技術を身に付けた人材を養成するカリキュラムを編成。
ユニバーサルデザインやサスティナブルデザイン、エモーショナルデザインなどのプロダクトデザイン技術、またCAD/CAM、材料工学、成形加工やマネジメントなどの生産技術について学びます。

デザイン工学科 ロボティクス・情報デザイン系

情報デザイン設計、ソフトウェア設計、メカトロニクス設計などを担える人材育成のためのカリキュラムを編成。
グラフィクス、ユーザインタフェースなどの情報デザイン技術、プログラミング、ソフトウェア設計などの情報処理技術、メカトロニクス、モーションコントロールなどのロボティクス技術を学びます。

建築学部

建築学科 APコース(先進的プロジェクトデザインコース)

実社会の身近な諸問題の解決から、環境問題や国際貢献まで、建築を通して社会に貢献できる人材を育成します。
実践的なプロジェクト型教育(PBL)を重視するほか、海外連携大学との交換授業を中心とした交流経験により国際的な感性を身につけます。コミュニケーション能力を向上する対話型の授業も特徴の一つです。

建築学科 SAコース(空間・建築デザインコース)

建築を中心にインテリアからまちづくりまで、建築教育の各分野を幅広く、深く学びます。
設計演習科目を重視しており、意匠デザインの修得のみならず、設計を通じて座学で学んだ構造・環境の理解を深めます。また、実際の建築現場を訪れ、空間の体験や建築材料を自ら製作するなど、体験的に学ぶことも重視します。

建築学科 UAコース(都市・建築デザインコース)

単体の建築物から都市空間まで、居住の質を高めるためのデザインを学びます。
意匠、歴史、計画、構造、材料、環境設備、経済などの側面から建築物を適切にデザインする方法を修得します。また、建設現場や研究所での最新技術の見学、国内外の建築物の見学・スケッチなど、教室外での実践的授業も重視します。

校舎所在地

豊洲校区
・東京Metro地下鉄有樂町線「豊洲駅」1c番または3番出口 徒步7分
・YURIKAMOME 「豊洲駅」徒步9分
・JR京葉線「越中島駅」2番出口 徒步15分

大宮校区
・JR宇都宮線「東大宮駅」からスクールバスで5分または 徒步20分

芝浦校区
・JR山手線京浜東北線「田町駅」芝浦口から徒步3分
・都営地下鉄三田線または浅草線「三田駅」から徒步5分

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