「日本大学連合学力試験(以下JPUE)」では「筆記試験/実技試験」、「面接試験」の2つの試験を行い、試験結果を元に各大学が定めるアドミッションポリシーに合致する人物であると判定された学生には、各大学より「一次Offer」が通知されます。
「一次Offer」は学生毎に個別Offerとして提示され、入学に当たっての受け入れ条件(入学金や学費減免条件、 奨学金支給条件、寮やサポート体制の概要など)および、最終試験の条件等が記載されています。
また、各大学が一次Offer通知者に対し「留学前準備教育」の受講を条件としている場合は、指定の「留学前準備教育」を受講する必要があります。
最終的には、一次Offerの際に提示された条件を満たした上で、大学の募集要項に定められた正式な出願手続きを行い、この最終試験の判定で入学が許可 される仕組みです。
年齢・国籍・学歴等、必要に応じて、JPUE及び日本の大学留学の為の資格条件の確認を行っています。出願資格確認ご希望の場合は専用フォームから必要事項を入力し確認してください。資格確認には2週間程度必要ですので、出願希望の方は余裕をもって確認してください。
下記①・②の用件を満たす学生はJPUEの受験資格を有します。
① 日本以外の国籍を有する者。
② 日本国の出入国管理及び難民認定法において、大学入学に支障のない在留資格を取得できる見込みの者。
※出願資格はエリア、大学によって異なります。詳細は各大学の募集要項を確認してください。
JPUEを利用して、大学へ出願する場合、原則として下記①・②及び③1、2、3いずれかの用件を満たす必要があります。
① 日本以外の国籍を有する者。
② 日本国の出入国管理及び難民認定法において、大学入学に支障のない在留資格を取得できる見込みの者。
③-1 2023年3月31日までに12年間の教育を修了見込で、大学入学資格を有する者、またはこれに準ずる者で、2023年3月31日までに満18歳に達する者。
③-2 学校教育における12年以上の課程を修了もしくはそれ以上の学力があると試験(国際バカロレア資格、アビトゥア資格、バカロレア(フランス共和国)等)で認定され、2023年3月31日までに満18歳に達する者。
③-3 中途退学等の理由で高校を卒業していない場合で、日本の高等学校卒業程度認定試験に相当する試験で合格したもので、2023年3月31日までに満18歳に達する者。
※出願資格はエリア、大学によって異なります。詳細は各大学の募集要項を確認してください。
マレーシア
以下の場合でも③の要件を満たします
③-a 2024年12月31日までに11年間の教育を修了見込で、SPM資格を有する者、またはこれに準ずる者で、2026年3月31日までに満18歳に達する者。
第一期試験に限り、2023年9月入学受入れのOfferが出る場合があります。
2023年9月入学で大学へ出願する場合、原則として下記①・②及び③1、2、3いずれかの用件を満たす必要があります。
① 日本以外の国籍を有する者。
② 日本国の出入国管理及び難民認定法において、大学入学に支障のない在留資格を取得できる見込みの者。
③-1 2023年8月31日までに12年間の教育を修了見込で、大学入学資格を有する者、またはこれに準ずる者で、2023年8月31日までに満18歳に達する者。
③-2 学校教育における12年以上の課程を修了もしくはそれ以上の学力があると試験(国際バカロレア資格、アビトゥア資格、バカロレア(フランス共和国)等)で認定され、2023年8月31日までに満18歳に達する者。
③-3 日本の高等学校卒業程度認定試験に相当する試験で合格したもので、2023年8月31日までに満18歳に達する者。
※出願資格はエリア、大学によって異なります。詳細は各大学の募集要項を確認してください。
本試験では編入学および、大学院への入学は対応していません。
高校2年生以下の生徒が受験する場合は、2024年4月入学の出願資格を満たしていませんが、2025年4月入学希望者として選考する大学もあります。
以下の項目に当てはまる場合や、大学への出願資格について不明な点がある場合は、 出願サイトの「事前資格審査フォーム」より必ず問い合わせをお願いします。
1)既に日本に滞在するための在留資格を取得済みの場合
2)日本にある教育機関で初等・中等教育を受けたことがある場合
3)海外にある日本の教育機関で初等・中等教育を受けたことがある場合
4)初等・中等教育を受けた合計期間が12年に満たない場合
5)日本の国籍を有する二重国籍者の場合
JPUEの出願は、全てホームページから行う「WEB出願方式」を採用しています。
まず、メールアドレス/携帯電話番号を送信、事務局よりパスワードを送信して認証登録します。
その後、出願手続を進めます。
出願時の登録項目は、「(1)基本情報入力」、「(2)受験内容選択」、「(3)関連情報登録」の、大きく3つに分類されます。
「(1)基本情報入力」では氏名、住所、連絡先等の受験者の基本情報を登録します。
「(2)受験内容選択」では、大学入学後の学習をイメージし、志望する学問系統に合わせて受験する内容(外国語・科目・実技等)を選択します。
次に、「受験料の支払い」を行います。支払いは、クレジットカードによる決済のほか、試験実施エリア毎に異なりますので、サイトを確認の上、完了してください。
最後に、「(3)関連情報登録」では、受験者の学歴、日本への渡航履歴等を登録、本人写真や外部試験(英語スコア・日本語スコア・各国地域の大学入学統一試験のスコア等)のアップロードを進めてください。尚、これらの外部試験のスコアも、各大学での選抜時の要素として活用されます。積極的に登録してください。
入力画面にしたがって以下、基本情報を入力してください。
受験希望会場、氏名・英文氏名、生年月日、年齢、高校卒業年度、性別、現住所(エリアのみ、保護者連絡先、携帯番号、EMail、インスタントメッセンジャー(IM)
受験内容選択では、A)出題言語選択、B)受験科目選択(基礎科目/追加科目)、C)志望学問系統選択(18分野66領域から選択)、3つの登録を行います。
筆記試験の出題言語を、「英語」または「中国語」から選択します。
受験希望の試験科目を選択して登録します。科目は大きく、「基礎科目」(①から④)と、「追加科目」(⑤、⑥)の2つのカテゴリーから構成されています。
尚、ここで選択する「受験科目」によって、後ほど選択する「志望学問系統」の対象分野が異なり、受験科目と志望分野が一致しない場合は選択できないため、注意が必要です。
下記①から④の科目から受験する科目を選択します。
① 外国語試験の選択: 「日本語」または「英語」を選択。
② 数学試験の選択: 「基礎数学」または「理系数学」を選択。
③ 理科試験1の選択: 「物理」「化学」「生物」、または受験希望しない場合は「無し」を選択。
④ 理科試験2の選択: 「物理」「化学」「生物」、または受験希望しない場合は「無し」を選択。
追加科目の受験を希望する学生は選択。
国立大学への進学を志望する場合は➄「上級(数学/理科)」の受験が、また芸術系の大学に進学を志望する場合は、⑥「基礎デッサン(鉛筆)」を選択する必要があります。
尚、追加科目の試験日は、筆記試験2日目になりますので、スケジュールを考慮してください。
➄「上級 (数学/理科)」 前記「基礎科目」で選択した数学及び理科2科目の上級試験。
※③理科1で物理、④理科2で化学を選択する場合は、上級数学、上級物理、上級化学の3科目受験となります。尚、④理科2で「無し」と選択した場合は、上級理科は③理科1で選択した1科目のみとなります。
⑥「基礎デッサン(鉛筆)」
表現者としての基礎描写表現力を確認します。
学系番号12~16を志望する場合は②「理系数学」、③及び④「理科1、2」の受験が必要です。
学系番号8を志望する場合は、追加科目⑥「基礎デッサン(鉛筆)」の受験が必要です。
国立大学を志望する場合は、➄「 上級(数学/理科) 」の受験が必要です。
➄「上級(数学/理科) 」及び⑥「基礎デッサン」を受験する場合は、筆記試験が2日間実施となります。
大学によっては受験指定科目があります。必ず出願サイトの参加大学情報で確認してください。
日本の大学での学習をイメージし、志望する学問系統を3つ、第一志望から順に選択してください。「(2)受験内容選択」で選んだ試験科目によっては選択できない学問系統があります。
ここでは、「追加個人情報登録」と「外部試験スコアアップロード」の大きく2つの登録が必要です。
尚、この「(3)関連情報登録」ページへのログインは、「(1)基本情報入力」、「(2)受験内容選択」の入力が終わり、受験料の支払いが終わるとアクセスできるようになります。手順に沿って、必要な情報を入力・アップロードしてください。
尚、「(1)基本情報入力」で登録した内容は、この画面の「出願情報確認・修正」ボタンから修正できます。
受験料は35,000円です
※日本円の円建てで決済いただきます。
①オンライン決済
お手持ちのクレジットカードもしくはPayPalでオンライン決済できます。画面の指示に従って支払いを完了して下さい。
②銀行振込
「出願基礎データ登録」後に銀行振込口座に振込してください。その後、「出願サイト」へアクセスし、振込時のスリップのスキャンデータをアップロードして下さい。(送金手数料は受験者負担です。)
※上海、フィリピンは銀行振込での決済は対応しておりません。
③窓口決済 「出願基礎データ」の登録後3日以内に、運営事務局においでいただき、現金でお支払いください。
※窓口決済は上海のみ対応しております。
銀行:みずほ銀行(0001)
支店:浜松町支店(148)
Swift Code:MHCBJPJT または MHCBJPJTCLS
口座名義:JPUE試験実行委員会
口座種別:普通
口座番号:3048390
銀行住所:東京都港区浜松町2-4-1
口座名義人住所:東京都港区芝大門1-6-5
口座名義人電話番号:+81-3-5776-7228
一旦お支払いいただいた受験料は返金できません。
期日までに支払いがない場合は、登録情報が削除される場合があります。
支払済クーポン等をお持ちの場合はクーポンコードを入力後、完了 してください。
入力画面にしたがって下記の(Ⅰ)から(Ⅵ)の追加情報を入力してください。
尚、これらの項目は、JPUE受験にあたって、全員が必須のものですので、漏れなく登録してください。
小学校、中学校、高校それぞれの名称・住所・入学年月・卒業年月および修学年限を入力してください。
日本への渡航履歴・目的・ビザ種別・入国日・出国日を入力してください。
戸籍登録住所、日本国籍の有無等を入力してください。
受験票貼り付け用の写真をアップロードしてください。
試験当日の本人確認に使用します。下記規定を満たすデータをアップロードして下さい。
下記の規定を満たした写真データをご用意ください。
サイズは縦 560pixel × 横420pixel (容量1MByte以内)
6ヶ月以内に撮影
フチなし
正面を向いたご本人の顔がはっきり確認できる(顔に影がないもの)
本人のみが写っている
上半身無帽で、頭部全体が写っている
人物の後ろは何も写っておらず白または薄い色
※写真は試験当日持参いただく受験票に印刷されます。
※写真のコピー、プリクラ、普通紙・コピー紙に印刷されたものは認められません。
※写真が規定外の場合は受験をお断りする場合があります。
芸術分野を希望している学生は、 事前にポートフォリオを提出することも可能です。
画像関連のみ(映像データは不可)
データ形式: PDFのみ 、A4/1ファイル。ページ数は任意。容量制限 3MBまで。
※JPEG 等の複数ファイルは不可。
※上記仕様と異なるデータの場合は提出不可 。
志望理由書入力にあたっては、以下の指定項目について必ず記載してください。
また、面接の際のミスマッチを防ぐため、できるだけ詳しく丁寧に記載してください。
芸術系以外の分野志望者(学系番号:1~7及び9~16)
以下の事柄を総合的に組み込んで志望理由書を作成してください。
日本に留学したいと思ったきっかけ
日本で学びたいと思っている学問
日本の大学在学中にチャレンジしてみたいと思っていること
日本の大学卒業後の夢、卒業後の就職
将来達成したいと思っている夢
芸術系分野志望者(学系番号:8)
以下の2つのテーマに沿って志望理由を作成してください。
テーマ1:芸術分野の何を学びたいか。
テーマ2:将来、芸術分野でどのような活躍をしたいか。
下記(Ⅶ)から(Ⅻ)の外部スコアの提出は任意ですが、各大学の選抜時だけでなく、入学金・学費の減免、 奨学金支給の対象選抜等にも活用されますので、積極的に提出することをお勧めします。
JASSOが実施する日本留学試験(EJU)を受験している場合、成績表をスキャンしてアップロードしてください。
日本語能力を証明する試験(JLCAT,JLPT,JTEST,NAT,BJT,JCAT等)の成績表をスキャンしてアップロードしてください。
英語能力を証明する試験(TOEFL,TOEIC,IELTS等)の成績表をスキャンしてアップロードしてください。
アメリカやヨーロッパの大学進学時の共通試験(SAT,ACT、IB等)の成績表をスキャンしてアップロードしてください。
国内大学進学に必要な共通試験の成績表をスキャンしてアップロードしてください。
在籍高校で受験した卒業試験または成績または予測表をスキャンしてアップロードしてください。
なお、成績書が封印されている場合は開封せずそのまま 事務所宛に郵送してください。
※高校に成績書を請求する際 、申請書が必要な場合は、こちらから書式をダウンロードして、必要事項を記入の上、高校に提出してください。
JPUEの筆記・実技試験は受験者の母国で実施します。指定の会場に所定の時間に集合し、受験者が一堂に会して一斉に受験します。出題言語は受験生の母国語、英語、日本語から選択、日本語能力が全くない学生も受験できます。
尚、本年度より芸術系を志望する学生向けに、デッサンの実技試験が新たに加わりました。
「筆記及び実技試験」は、「基礎科目試験」と「追加科目試験」の2つの試験から構成されています。また後者の「追加科目試験」は、国立大学入学志望者を対象とした「上級試験」と芸術系大学入学志望者を対象とした「実技試験」の2つの試験から構成されています。
「筆記及び実技試験」は2日間構成で、初日は「基礎科目試験」、2日目に「追加科目試験」を実施します。「追加科目試験」を選択しない場合、「筆記及び実技試験」は初日のみで終了となります。
「筆記及び実技試験」は、指定された試験会場に、受験生全員が集合して、同時に統一の試験を受験する、一斉受験形式です。「筆記及び実技試験」当日に受験する科目は、受験生が出願時に登録した科目を受験するものとし、試験当日の変更は、原則できないものとします。
「筆記及び実技試験」初日は、8:00受付開始、8:30受付締め切り、15:00試験終了予定です。
2日目午前は国立大学入学志望者対象試験で、8:00受付開始、8:30受付締め切り、12:50試験終了予定です。
午後は芸術系大学入学志望者対象試験で、13:00受付開始、13:30受付締め切り、16:00試験終了予定です。
実施時間が変更になる場合は、対象となる受験生に、事務局より連絡します。遅刻は各科目30分まで認めますが30分を超えた遅刻は失格とします。また天変地異や荒天等で事務局からの連絡がうまくできない場合は、政府発表のアラート及び対応基準に準じるものとします。
試験会場は、出願受付後にメール等で出願者に連絡します。
試験当日持参しなければならないものは下記の通り。
①受験票(メールにて送信した電子版受験票を出力して持参。)
②身分証明書
③筆記用具
④電卓(利用できる電卓についてはこちらを参照してください。)
⑤昼食(試験会場によっては近隣に売店等がない場合があります。)
⑥デッサン用具(基礎デッサン試験選択者のみ。カッター、鉛筆、消しゴム)
※基礎デッサン試験に使用するデッサンボード(B3)は当日受験者に配布します。
① 外国語試験 「日本語」または「英語」 必須科目90分
② 数学試験 「基礎数学」または「理系数学」 必須科目 90分
③ 理科試験1 「物理」、「化学」、「生物」 選択科目60分
※理科2科目受験の場合は、受験時間を120分とします。
⑤-1 上級数学試験 90分
⑤-2 上級理科試験1「物理」、「化学」、「生物」 60分
※➄-2 / 理科2科目受験の場合は、受験時間を120分とします。
⑥ 「基礎デッサン(鉛筆)」 120分
「筆記及び実技試験」の出題範囲や過去出題された問題については、 本サイトのダウンロードから参照することができます。
尚、「追加科目」の「実技試験」は、2021年4月入学第一期試験から実施される新しい試験です。 実技試験の評価基準は前記の出題範囲から参照できますが、過去問題は存在しません。(2019年9月20日現在)
高校での指導要領に準じて、一部地域に限定して、「筆記及び実技試験」での電卓の利用を認めます。
尚、使用できる機種については、大学選抜共通試験で認められた電卓に限定するものとし、基本的な規定は共通試験に準じますが、 基本的な感が方は下記を参照してください。
尚、共通試験で使用が許可されていない機種の持ち込みや改造された電卓の使用は不正行為とみなし、失格とします。
上海および周辺
英語科目以外の筆記試験では、「高考」で公式に使用が認められている電卓のみ、使用を認めます。
※上海地区の高考使用規定を参照してください。
香港
英語科目以外の筆記試験では、香港の統一試験「DSE」で公式に使用が認められている電卓(公式電卓)のみ、使用を認めます。
※使用できる電卓の機種一覧
台湾
英語科目以外の筆記試験で、試験当日に事務局が貸し出す電卓「四則演算機能のみの電卓」の使用を認めます。
自己所有の電卓の持ち込みは認めません。
マレーシア
英語科目以外の筆記試験では、マレーシアの統一試験「UEC」で公式に使用が認められている電卓(公式電卓)のみ、使用を認めます。
※使用できる電卓の機種一覧
JPUEを過去受験したある学生が再度出願して受験する場合は、前回受験時の「筆記及び実技試験」スコアを利用して 面接試験のみ受験することができます。
ただし、利用できる「筆記及び実技試験」のスコアは同一年度受験分のみとなります。
希望者は出願時に事務局に連絡の上、承認を得た場合に限り筆記試験を免除します。 尚、「筆記及び実技試験」受験を免除された場合でも、「出願料」の減免措置はありません。
面接試験も筆記・実技試験同様、指定した会場に所定の時間に集合し、面接試験を受験します。大学の先生方が面接会場へおいでになるほか、ビデオシステムでの面接を採用する大学もあります。
面接言語は、通訳を介した母国語、英語、日本語が選択でき、この時点でも日本語能力は一切不要です。
「面接試験」は、各大学が事前に実施した、「面接試験」対象者選定の結果をもとに実施されます。
「面接試験」対象者選定は、受験生の皆さんが出願時に登録した「志望学系分野」、並びに「志望理由書」や「外部試験スコア」、また「面接試験」の直前に実施される「筆記及び実技試験」の成績等が加味されます。
※志望する大学や学系分野が明確に決まっている場合は、出願時から、その強い意志を志望理由書や外部スコアで表すことが重要です。
「面接試験」は、参加大学の先生が当日現地に出向いて、またはビデオ通信を活用して、前述のとおり事前に選定された学生個々と直接面接を行います。
一人当たりの「面接試験」の時間は約20分で、日本語、英語、通訳を介した母国語のいずれかで、面接を受けることができます。
「面接試験」の受験スケジュールは、参加大学の面接効率の最大化を目的に、当日参加する受験生の出欠確定をもって構成するため、 受験生は全員当日朝の集合時間までに必ず出席しなければなりません。
面接試験当日は8:00受付開始、8:30受付締め切り、17:00面接終了予定です。
前記の通り、「面接試験」のスケジュールは、当日朝、学生の出欠確定後に構成するため、 遅刻した場合は、面接対象大学が大幅に減ることとなる為、「面接試験」当日の遅刻は、原則認められません。
実施時間が変更になる場合は、対象となる受験生に、事務局より連絡します。
また天変地異や荒天等で事務局からの連絡がうまくできない場合は、政府発表のアラート及び対応基準に準じるものとします。
試験会場は、事前にメール等で受験者に連絡します。
尚、「筆記及び実技試験」と試験会場が異なる場合があるため、注意して来場してください。
試験当日持参しなければならないものは下記の通り。
① 受験票(メールにて送信した電子版受験票を出力して持参。)
② 身分証明書
③ 筆記用具
④ 昼食(試験会場によっては近隣に売店等がない場合があります。)
➄ ポートフォリオ(芸術分野志望者のみ。任意。)
※面接当日は、大学の先生方と直接お会いすることになりますので、当日の服装や身だしなみは特に注意してください。
午前は9:20~12:35、午後は13:20~17:00(1時限20分単位)で実施する予定です。
※1大学に対し、一人当たり約20分です。
※1大学・1ブース当り、最大17名の面接を実施します。
※受験者の面接スケジュールは当日発表します。
※前記の通り、各大学は事前に面接対象者を選定しているため、対象者以外の面接は実施できません。
日本語、英語、通訳を介した母国語のいずれかで、面接を受けることができます。
「筆記及び実技試験」、「面接試験」終了後、出願内容及び試験の結果をもとに、各参加大学は、それぞれのアドミッションポリシーに合致する学生であると判断した場合、個々の学生に、「一次OFFER」を提示します。
これらの「一次OFFER」は、各試験スケジュールでお知らせしている日時に、WEBサイトもしくは指定会場で発表します。
尚、「一次OFFER」は、大きく4種類あり、それぞれのOFFERで提示される合格条件や減免・奨学金特典は異なるため注意が必要です。
尚、これらの「一次OFFER」の内容は大学個々が決定したものであり、本試験委員会への電話やメールでの個別の問い合わせには一切お答えできません。
「一次OFFER」は、受験生の現在の学力・人物を評価し、大学の入学金・学費・奨学金等の受け入れ条件を含む、一次合格通知です。
これらのOFFERが適用される大前提は、上級日本語能力の習得です。この上級日本語能力の習得のみを条件として、無条件で受け入れを保証するOFFERから、一定の学力や基準点以上の外部試験のスコア取得を条件とするOFFERまで、個々に異なります。
提示された各大学からのOFFERを確認し、最も行きたい、魅力的だと思うOFFERを選び、後述する「留学前準備教育」を受講します。
尚、下記4種類のOFFERの内、①及び②は原則、JPUE参加大学だけでなく国内大学も含め、他大学との併願を希望する場合は選択できません。必ず、選択した大学に進学することが前提条件になるため、特に注意してください。
大学が学力・人物ともに受け入れに値する学生であると判断。留学前準備教育を受講しJLPT N2相当以上の成績を修めれば受け入れる。
このOFFERを選択する場合は、他大学との併願ができない専願となります。
留学前教育を受講しJLPT N2相当以上の成績を修め、最終面接で日本語能力の習得を確認した上で受け入れる。尚、英語コースの学科で、受験制度上、すでに対象の学生が保持する英語能力証明の提出や英語インタビューを形式的に課す場合もこの分類に含む。
このOFFERを選択する場合は、他大学との併願ができない専願となります。
大学が学力・人物ともに受け入れに値する学生であると判断したが、留学前準備教育を受講し、指定するJLPT N2相当以上の目標成績を修め、別途指定する面接や試験を受験した上で最終の受け入れを判断。
このOFFERを選択する場合は、他大学との併願ができます。
大学からOFFERは出ていないが、出願すれば合格する可能性が高いと本試験委員会が判定した学生に通知するOFFER。留学前準備教育を受講しJLPT N2相当以上の成績を修め、別途指定する面接や試験を受験した上で、最終の受け入れを大学が判断。
このOFFERを選択する場合は、他大学との併願ができます。
同一の大学から 学部や条件の異なる複数の「一次OFFER」が提示される場合があります。
大学によっては上記と一部条件が異なる「一次OFFER」が提示される場合があります。
JPUEで取得した「一次OFFER」は、JPUEを利用する試験のみ有効です。当該大学が実施する他の試験制度では利用できません。
「一次OFFER」を受け取った学生の家族を対象とした「保護者説明会」及び学生と保護者が同席する「三者進路相談会」を実施します。
日本留学の事をあまりご存知ない保護者の方々にも、わかりやすく、日本留学の持つベネフィットを説明すると共に、「一次OFFER」を受け取った大学の概要や合格条件、また奨学金・学費減免などの特典面、宿舎や寮等の留学生受け入れ体制などについても、詳しく説明します。
「留学前準備教育」は、JPUEで「一次OFFER」を受け取った学生に受講が義務付けられている日本の大学への留学のための準備教育プログラムです。
日本語を基礎から学ぶカリキュラムで、タスクシラバスを活用した独自method。1コマ90分の授業を1日4コマ、日々異なるcan-doをこなしていくことで、みるみる内に運用できるタスクが増えていき、いつの間にか日本語が話せてしまうという、完全オリジナルのカリキュラムです。
漢字圏の学生は合計360コマを約半年間で、非漢字圏の学生は合計720コマを約1年間で受講、全く日本語を知らない学生でも、上級日本語を習得できるプログラムです。
日本の大学の勉学に対応できる上級日本語能力=N2換算以上の4技能習得をとしています。
また、最終面接の対策授業も提供します。日本の政治・地理・歴史などいわゆる日本の基礎知識に加え、大学の先生方との面接で気を付けるべきマナーや、よくある質問への回答など、最終面接全員合格を目指して指導していきます。
「一次OFFER」を受け取った学生は、約半年間の「留学前準備教育」受講、上級日本語を習得した後、志望大学に正式出願を行い、先生方との最終面接に挑みます。
前記の通り、OFFERの種類は下記の4種類。
① Unconditional OFFER
② Conditional OFFER with interview
③ Conditional OFFER
④ JPUE conditional OFFER
最終面接試験が必要となるOFFERは、上記の②③④です。
また上記③のOFFERでは、最終面接試験で専門的な知識を問う「口頭試問」を実施する場合や、日本語上級能力習得以外にも、外部試験スコアの取得を義務付ける場合などがあり、比較的その他のOFFERより難易度が高い場合が多く、注意が必要です。
最終面接が終了すると、大学で最終の合否判定が行われます。通常数日内に合否結果が発表され、本試験委員会に通知されるとともに、正式な「合格通知書」が学生本人の手元に届きます。
この「合格通知書」の受領と共に、入学手続として入学金及び一部学費等の納入が求められ、海外から大学の指定口座に送金します。大学側で着金の確認がとれた後、「入学許可書」が発行されます。この「入学許可書」をもって、日本では出入国在留管理庁へ「在留資格認定証明書交付申請」を進めます。
通常は、「高校卒業証明書」、「高校成績証明書」、「戸籍謄本」、「経費支弁書」、「経費支弁者の残高証明書」、「経費支弁者の収入証明書」等の書類提出が求められ、必要書類が揃い、申請書への記載事項に不備がないことを確認し、出入国在留管理庁へ提出、2か月前後で「在留資格認定証明書」が交付されます。この「在留資格認定証明書」をもって、海外の日本大使館・領事館へ正式な「留学査証」の発行手続きを進めます。数週間の後、留学査証が発行され、正式に渡航が可能となります。
各エリアではJPUEで合格し、日本の大学に留学する学生たちを対象とした、「出発式」を実施します。共に頑張った同級生、教職員との別れを惜しみながらも、新たな一歩を踏み出す同志が、決意を新たにするセレモニーです。渡航の際、また日本での生活に向けて知っておいて欲しい情報や注意事項なども提供します。
「留学査証」が発行されると、いよいよ渡航準備に入ります。並行して、渡航日程を決め、航空券を手配します。また大学へのアクセス、周辺の環境などを考慮して、住まいを探しましょう。大学が寮を準備してくれる場合もありますが、自分でアパートやマンションを借りるケースもあります。この場合の住居は、渡日後、自らの目で確認してから契約するのがおすすめですが、留学生が単独で住居を賃貸契約する場合は、保証人が必要となる場合が多く、そのような場合は、保証会社を活用することも可能です。また、渡日後の空港での出迎え、住民登録、銀行口座開設、携帯電話の契約など、大学からアドバイスのあるケースが多いですが、大規模な総合大学の場合などは、個人でせざるを得ない状況もあります。その場合は、各エリアの運営事務局に相談いただければ、適切なアドバイスをします。